モルガンS、ハロルド・フォード氏をハラスメントで解雇-本人は否定

  • 元下院議員で11年にモルガンS入社、ウォール街でよく知られる人物
  • 当行の価値と相いれない行為とモルガンS-事実無根とフォード氏

米銀モルガン・スタンレーはハラスメント調査を行い、同行幹部で元連邦下院議員のハロルド・フォード・ジュニア氏を解雇した。不品行を問われてウォール街を去る人物としては、これまでで最も著名。同氏は容疑を否認している。

  同行のニューヨーク在勤広報担当者ミシェル・デービス氏は7日の発表資料でフォード氏について「当行の価値と相いれない行為、当行の方針に反する行為により雇用契約を打ち切った」と説明した。詳細には言及しなかった。今回の動きについてはハフィントンポストが先に報じていた。

  ハフィントンポストによると、フォード氏と仕事上関わりのあった女性1人がモルガン・スタンレー人事部門の聞き取り調査を受けた。同行社員ではないこの女性は、フォード氏から脅されて体をつかまれる嫌がらせを数年前に受けたと主張したという。女性の身元は明らかにしていない。

  フォード氏は「断じて事実ではない」と電子メールで反論。ハラスメントを訴えた女性はジャーナリストだとした上で、「こうした虚偽の主張は不品行に対して真に声を上げている人たちを傷付ける」と主張。「私について虚偽の話をした記者と、不当解雇したモルガン・スタンレーに対して法的措置を取る」との考えを示した。

  フォード氏は2011年にシニア・クライアント・リレーションシップ・マネジャーとしてモルガン・スタンレーに採用された。1997年から2007年までテネシー州選出の民主党下院議員を務め、その後は政界を離れてメリルリンチに入社した。

原題:Morgan Stanley Fires Harold Ford Over Misconduct That He Denies(抜粋)

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