フォード:電動SUV生産をミシガン州からメキシコに移管

  • ミシガン州フラットロックの工場では自律走行車の増産が可能に
  • 国外への生産移管はトランプ大統領に批判される恐れも

フォード・モーターは電動の小型スポーツ型多目的車(SUV)の生産をミシガン州の工場ではなく、メキシコで新設する工場で行う計画を明らかにした。

  人件費が低いメキシコへの生産移管は、生産コストの高い電気自動車(EV)モデルの投資対効果の向上に役立つ見通しだが、一方でトランプ米大統領から再度批判を買う恐れもある。フォードは今年初め、トランプ氏の厳しい批判を受けて先のメキシコ工場新設計画を白紙に戻した経緯がある。

  フォードが6日遅くに発表した計画によると、車名未定のこの電動SUVの生産拠点をメキシコに移すことにより、ミシガン州フラットロックの工場では自律走行車の生産引き上げが可能になる。メキシコ関連の計画については米紙ウォールストリート・ジャーナルが先に報じていた。

  計画の一環で、フラットロック工場では投資額を2億ドル(約230億円)引き上げ、雇用を150人増やすと、同社広報部門責任者のマーク・トルービー氏は電子メールで明らかにした。自律走行車の市場投入は2021年を予定している。メキシコでの電動SUV生産開始は2020年を目指す。

原題:Ford Moving Production of Electric SUV From Michigan to Mexico(抜粋)

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