【米国株・国債・商品】S&P500種は5日ぶり反発-金値下がり

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  • S&P500種では資本財や消費財など幅広く上昇
  • 米国債は下落-トランプ大統領が来年インフラ計画発表との報道で

Traders work on the floor of the NYSE in New York.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

7日の米株式相場は上昇。市場では税制法案一本化に向けた協議に注目が集まっている。前日に2カ月で最大の下げを演じた原油相場は、この日反発した。ドルは4日続伸。

  • 米国株は上昇、S&P500種は5営業日ぶり反発
  • 米国債は下落、トランプ大統領が1月にインフラ計画発表との報道で
  • NY原油は反発、悪材料のない中を買いが入る
  • NY金は下落、米利上げ見通しで

  S&P500種株価指数は5営業日ぶりに反発。資本財や消費財など多くのセクターが上昇した。騰落比率は2対1。米国債は値下がり。トランプ大統領が来年1月にインフラ計画を発表する予定だとの一部報道に反応した。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%高の2636.98。ダウ工業株30種平均は70.57ドル(0.3%)上げて24211.48ドル。ニューヨーク時間午後4時33分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.36%。 

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反発。相場を動揺させる悪いデータの発表もない中、買いが優勢になった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は73セント(1.3%)高の1バレル=56.69ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は98セント高の62.20ドル。

  ニューヨーク金先物相場は下落。来週の米利上げを織り込む格好で売りが優勢となり、株式相場の荒い値動きや地政学リスクは買いを誘わなかった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比1%安の1オンス=1253.10ドルで終了。金スポット相場は約4カ月ぶりの安値をつけた。

  米国株は税制改革が企業利益を押し上げるとの観測に基づく上げを再開した。また投資家の焦点は、週末に起こり得る連邦政府閉鎖の回避に向けた取り組みに移り始めている。マコネル米共和党上院院内総務は6日、税制法案一本化に向け両院協議会で共和党下院議員と交渉する同党上院議員8人を発表資料で明らかにした。

  コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、マシュー・リトフィン氏は電子メールで、「株式投資家は現在、神経質になっている」とし、「2018年を見据えると、世界の利益成長への追い風は強い。米国の法人税率は恐らく低下するだろう。そして市場ではリスクテークの地合いが続く可能性が高い」と加えた。

  8日発表される11月の米雇用統計では、堅調な雇用の伸びが示されると見込まれている。また平均時給も上昇が予想されている。

原題:U.S. Stocks Climb as Pound Jumps, Crude Rebounds: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bear Steepen as Trump Report Weighs on Long End
Crude Oil Inches Back Up Amid Dearth of Negative Data Points
Stock Wobble No Help to Gold as Market Bets on U.S. Rate Hike

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