米ウォルマート:登記上の社名変更、「Walmart Inc.」に

  • 顧客に親しまれている社名に変更、オンライン重視に合わせる
  • マクミロンCEOのネット小売企業への脱皮策奏功、販売伸びる
Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

米小売りウォルマート・ストアーズは6日、次の会計年度が始まる来年2月1日から登記上の社名を従来の「Wal-Mart Stores Inc.」から「Walmart Inc.」に変更すると発表した。「Walmart」という名で顧客に親しまれていることや、実店舗とオンラインの双方で顧客サービスを提供する方向性に合わせることを理由に挙げた。

  ダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は同社ウェブサイトに掲載されたブログ投稿で、「変更理由は、どんな購入方法を選ぼうと顧客にサービスを提供する小売業者としての存在が強まっているためだ」とした上で、「社内の大多数に加え、恐らく全ての顧客が当社をWalmartと呼んでいる」と述べた。

  マクミロンCEOはオンライン小売会社ジェット・ドット・コムやボノボス買収のほか、2日以内の配送無料化や、ネット事業運営のためのアイビーリーグ出身者採用など、アマゾン・ドット・コムに対抗する電子商取引企業への脱皮を目指し、次々と策を講じてきた。

  ウォルマートはグーグルとも提携。スマートスピーカー「グーグルホーム」を通じて音声で商品を注文できるサービスを開始した。こうした策が奏功し、同社の米オンライン販売の伸び率は過去3四半期にわたり50%超と、電子商取引業界全体の販売増加率の3倍余りとなっている。

原題:Wal-Mart to Change Name, Reflecting Shift From Bricks to Clicks(抜粋)

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