【米国株・国債・商品】株は方向感に乏しい展開-原油値下がり

更新日時
  • 主要株価指数は上げ下げを繰り返す展開-米国債は上昇
  • NY原油は8週ぶり大幅安-金先物は小幅反発

Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.

Photographer: Michael Nagle

6日の米株式市場では、主要指数が上げ下げを繰り返す方向感に乏しい展開。テクノロジー株は上昇した。原油相場は2カ月で最大の下げ。また全般的にリスクオフの地合いとなる中でドルは上昇した。

  • 米国株はもみ合い、主要指数は上げ下げ繰り返す
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.34%
  • NY原油は反落、8週間ぶり大幅安-米ガソリン在庫が急増
  • NY金先物は小幅反発、金銀比価が上昇

  S&P500種株価指数はほぼ変わらずで終了。ソフトウエアメーカーが上昇した一方、エネルギー銘柄は原油値下がりを手掛かりに下落。原油相場は、政府統計でガソリン在庫の増加が示されたことに反応して軟化した。また市場参加者の関心が政府閉鎖回避に向けた取り組みに移る中、米国債相場は上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比ほぼ変わらずの2629.27。ダウ工業株30種平均は39.73ドル(0.2%)下げて24140.91ドル。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.34%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。8週間ぶりの大幅安となった。米エネルギー情報局(EIA)の統計で、ガソリン在庫が1月以来の大幅増となったことが響いた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は1.66ドル(2.9%)安の1バレル=55.96ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.64ドル下げて61.22ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小幅反発。1オンスの金で購入できる銀は79.1オンスと、金と銀の価格差は昨年4月以来の最大となった。銀の鉱業需要見通しに関する不透明感が強まっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%高の1266.10ドルで終了した。ニューヨーク時間午後2時13分現在、金スポット相場は前日比0.1%安の1オンス=1264.85ドル。

  株式市場では今週、世界的に利益確定売りの動きが見られる。米国では、今年に入り大きく上昇してきたテクノロジー株がこのところ投資対象から外れたことなども影響し、軟調な展開となっている。

  ミラボー・アジアのトレーディング担当ディレクター、アンドルー・クラーク氏は、投資家は「通常よりも早く利益確定に動き、新しいポジションを組んでいない」と指摘。その上で、「そのうち利益確定の動きが弱まり、2018年を見据える中で買いが広がり始めるだろう」と続けた。

原題:U.S. Stocks Fluctuate as Oil Tumbles, Dollar Gains: Markets Wrap(抜粋)
Crude Drops in Face of Gasoline Hoard Traders ‘Can’t Hide From’
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