グッドフレンド氏:金融当局のメンツに懸けて目標達成の枠組み強調か

  • FRB理事に指名されたグッドフレンド氏、中銀の信認が研究テーマ
  • 2%のインフレ目標未達の状況を特に問題視するだろうと知人は指摘

米金融当局が2%のインフレ目標を達成できすにいることは、カーネギー・メロン大学教授として中央銀行の信認を中心的な研究テーマとしてきたマービン・グッドフレンド氏の目に深刻な問題と映るだろうと、同氏を知る人々は語る。

  リッチモンド連銀で調査局長を務めた経歴を持ち、トランプ大統領が先に連邦準備制度理事会(FRB)理事に指名したグッドフレンド氏なら、この問題に対処するための革新的な方法を探ろうとするだろうと、知人らは期待する。そして同氏は、金融当局でのインフレ議論を活発化させるチャンスを手にすることになる。

  ボストンカレッジのピーター・アイルランド教授は、同連銀で同僚だったグッドフレンド氏について、上院で指名承認されれば、「インフレ率を2%に回帰させ、そこにとどめるための戦略的枠組み」の必要性を強調するだろうと予想。「現時点で当局に戦略があるなら、それをはっきりと示すのに十分エネルギーを注いでいないということになる」と語った。

  元リッチモンド連銀総裁のアルフレッド・ブローダス氏は、自身のシニアアドバイザーだったグッドフレンド氏に関し、「明確な目標を望み、それを支えるための信認醸成」に重点を置く人物だと評する。

  元FRB理事で、現在はマネタリー・ポリシー・アナリティクス社長のローレンス・マイヤー氏は顧客向けリポートで、少なくとも標準的な「ハト派」ないし「タカ派」よりももっと正確にグッドフレンド氏の見解を特徴付けるのは、「いずれの方向であってもインフレを巡る信認が脅かされた時は常に、積極的に臨むということだ」と論評した。

  グッドフレンド氏はこの記事についてコメントを控えた。

原題:Goodfriend May Toughen Fed’s Resolve to Lift Inflation to Target(抜粋)

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