ダリオ氏:州税控除廃止で分断が悪化も-富裕層は高税率州を脱出へ

世界最大のヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者で資産家のレイ・ダリオ氏は5日、州・地方税(SALT)控除の廃止案について、税率の高い州に打撃を与えるとの見通しを示した。高額所得者がこれらの州から逃げ出し、税収が減少することがその理由だ。

  SALT控除の廃止は、「一般的に価値観が異なる」富裕層と低所得の納税者間で既に広がっている分断と対立を悪化させるとダリオ氏は指摘。富裕層は比較的税率の低いフロリダやテキサス、ネバダ、ワシントン、アリゾナといった州に向かうことになろうとリンクトインへの投稿で予想した。

  税率が高い州に残る人々は不動産価格が打撃を受けるほか、「所得が高く支出の多い層が少なくなることが消費の減少」を招き、さらに景気を押し下げるとダリオ氏は分析した。ダリオ氏が創業したブリッジウォーターは、リンクトインへの投稿で言及された高税率州の一つ、コネティカット州に拠点を置いている。

ダリオ氏の州・地方税控除廃止を巡る見解についてブルームバーグのローラ・デービソン記者がリポート

(出所:Bloomberg)

原題:Dalio Says End of SALT Deduction Will Further Divide Nation (1)(抜粋)

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