NY銅先物:約3年ぶり大幅安-中国需要懸念やドル高、在庫増で

Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

5日のニューヨーク銅先物相場は約3年ぶりの大幅下落となった。中国の需要鈍化の見通しやドル高、在庫増が響いて1ポンド=3ドルを割り込んで取引を終えた。

  ブルームバーグの調査によると、中国の道路や橋、地下鉄建設は大きく鈍化し、2018年の経済成長への逆風が強まる見込み。ロンドン金属取引所(LME)指定倉庫の銅在庫は9月以来の大幅増となり、上海先物取引所の指定倉庫の銅在庫は2月以来最長の5週連続で増加した。ブルームバーグ・ドル・スポット指数はここ7日中6日が上昇している。

  BMOキャピタル・マーケッツの貴金属・非鉄金属トレーディング責任者タイ・ウォン氏(ニューヨーク在勤)は電子メールで、「オンワラント(引き出し予定のない)在庫を含めた指定倉庫の在庫急増でこの日の悲観的ムードが強まった」と指摘した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物3月限は前日比4.7%安の2.946ドルで終了。中心限月としては15年1月以来の大きな下げとなった。LMEでは銅やアルミニウム、亜鉛など主要金属がほぼ全て値下がり。

原題:Dr. Copper Takes a Sick Day as China Concern Adds to Dollar Gain(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE