【NY外為】ドル続伸、米短期債利回り上昇受け-ユーロ下落

更新日時
  • ドルは主要10通貨の過半数に対し上昇、対ユーロで3日続伸
  • ポンドは前日に続き守勢、英EU離脱交渉行き詰まりで
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

5日のニューヨーク外国為替市場ではドルが続伸。米短期債の利回りが年初来の最高近くとなる中、ドル指数は午後に日中高値圏で推移した。ユーロは主要10通貨の全てに対して下げ、対ドルでは3営業日続落となった。

  ドルは主要10通貨の過半数に対し上昇。中でもユーロとデンマーク・クローネに対しての上昇率が高かった。この日は米国債イールドカーブのフラット化が続き、5年債と30年債の利回り差は60ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)を割り込んで2007年以降で最小となった。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%上昇。ドルは対円で0.2%上げて1ドル=112円58銭、対ユーロで0.3%高の1ユーロ=1.1826ドル、対ポンドでは0.3%高の1ポンド=1.3446ドル。

  ユーロはドルに対し続落。ユーロが対ポンドで下落に転じる中、クロス取引の資金フローに押された。1ユーロ=1.1801ドルの日中安値をつけた後は、じりじりと下げ幅を縮小した。

  英国の欧州連合(EU)離脱交渉の行き詰まりを背景に、ポンドは対ドルで0.3%安。下げ幅は午後にかけて縮小した。

欧州時間の取引

  ポンド下落を手掛かりに、ドル指数が下げを埋めて上昇に転じた。ポンドは、EU離脱交渉に関する報道を受けて移ろう投資家心理に翻弄され、一時は対ドルで0.8%安まで売られる場面があった。一方、オーストラリア・ドルは、同国の小売り統計がエコノミスト予想を上回ったことを受けて上昇した。

原題:Dollar Gains as Short-Term Treasury Yields Rise; Euro Drops(抜粋)
Dollar Steady as Pound Heads for Biggest Decline in Three Weeks(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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