中国の成長に賭けるスターバックス-高級「ロースタリー」6日開店

  • サッカーのピッチの約半分という広さ誇る店舗を上海にオープン
  • 中国が10年以内に米国を抜きスタバ最大の市場になると見込む

スターバックスは、中国が10年以内に米国を抜いて同社最大の市場になると見込んでいる。中国以外の市場が伸び悩む中で、同国の消費者に期待を寄せている。

  スターバックスは6日、上海に同社にとって世界最大のカフェをオープンさせる。3万平方フィート(約2800平方メートル)とサッカーのピッチの約半分という広さを誇る同店舗は、創業者のハワード・シュルツ会長が目指してきた高級化への取り組みの一環だ。有名なショッピング街である南京西路に出店する新店舗の顧客は、コーヒー豆がローストされるところを見たり、高品質のコーヒーを試飲したり、店舗に関連したスターバックスの拡張現実(AR)のデジタルアプリを使ったりすることができる。

上海で6日にオープンするスターバックスの「ロースタリー」

出典:スターバックス

  米国がラテやカプチーノで飽和状態となったことを受け、スターバックスが停滞気味の世界売上高に弾みを付けるための方法を模索する中、ケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は中国に照準を定めている。最初の「ロースタリー」を地元の米国で出店してから3年がたち、スターバックスはとうとう3000店を展開する中国でもそれを試そうとしている。

  シュルツ会長は上海で開いた5日のロースタリーカフェ発表会見で、「中国がスターバックスに対して持つ力は、米国よりもずっと大きくなっていくというのはわれわれにとって明らかだ」と説明。中国が10年以内に同社最大の市場になる軌道にあると述べた。

  中国はスターバックスにとって極めて重要となりつつある。直近四半期の中国の既存店売上高は8%増となる一方、世界全体では2%にとどまった。

上海の「ロースタリー」店内

出典:スターバックス

原題:Starbucks Doubles Down on China Growth as Global Sales Stagnate(抜粋)

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