黒田日銀総裁:後任人事について「全くお話ありません」-首相と会談

  • 続投の要請受けた場合の質問に「そういう話を申しあげるのは僭越」
  • 定例的な会合で世界経済や日本経済の現状と展望について意見交換

黒田日銀総裁

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

安倍晋三首相と黒田東彦総裁は5日、官邸で会談、世界経済の動向について意見交換した。次期総裁人事については首相から話がなかった。黒田総裁が会談後、記者団に明かにした。

  来年4月に任期を迎える黒田総裁は、後任人事について「全くお話ありません」と述べた。続投を要請されたら受けるかとの質問に対しても「そういう話を私から申しあげるのは僭越(せんえつ)だ」と、明言を避けた。

  安倍首相は黒田総裁と定期的に会談しており、今年5月17日以来、7カ月ぶりとなる。黒田総裁は世界経済や日本経済の現状と展望を話したとした上で、「世界経済は順調に成長している。米国中心の先進国が引っ張るというよりも途上国、新興国も良くなっており、全体としてバランスの取れた形で成長している」と指摘。

  その上で、「日本経済も内需も外需も伸びるというバランスの取れた形で成長している。金融資本市場も全体として非常に安定しているという現状を説明した」と語った。

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