「前略、イーロン様」日本のベンチャーがラーメン好きカリスマへ広告

「前略、イーロン様。私たちの夢はあなたの夢と同じように『マシマシ』に大きく広がっています」。家庭用ロボット開発を手掛ける日本のベンチャー、GROOVE X(グルーブ・エックス、GX)は5日(日本時間)、米ロサンゼルスの宇宙ロケット開発企業、スペースX本社脇にこんな看板広告を設置した。スペースXのほか、電気自動車のテスラなどを創業したカリスマ経営者、イーロン・マスク氏に向けたものだ。

  GXの林要代表取締役は広告について「まず私どもの存在を分かってもらえるといいなと思っている」と説明。壮大な火星移住計画を公表しているスペースXに対し、ゆくゆくは火星での生活にロボットを連れて行ってほしいとアピールする狙いがある。

Groove X 社の看板広告

Source: Groove X Inc.

  看板には「mashi mashi」という見慣れない単語が出てくるが、これは東京の人気ラーメン店、ラーメン二郎で客が具の増量を頼む時に使う「専門用語」。GX広報担当の家永佳奈氏は「マスク氏が来日時にお店を何度か訪れたと聞いて『大きい』という意味であえて使用しました。マスク氏が意味を知っているかどうかは分かりませんが、目を留めてもらえれば」と話している。

  GXはソフトバンクでヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」の開発責任者を務めた林氏が独立して2015年に創業。4日に64億5000万円の第三者割当増資を実施すると発表した。

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