有利なビットコイン投資術探ろう-ファクター投資とクオンツを活用

  • Tロウ・プライス・グループの資産配分調査ディレクターが分析
  • ファクター投資が仮想通貨でもバイ・アンド・ホールド戦略より有利
Photographer: Christophe Morin/B

ビットコインなどの仮想通貨とクオンツ投資というのは危険な組み合わせに思えるが、これを試し始めている人もいる。

  一つには学術的な興味から、一つにはウォール街の流行をうまく組み合わせる試みとして、一部の人がモメンタムやバリューといった投資ファクターとビットコイン価格の関連を調べようとしている。

  ファクターはスマートベータ上場投資信託(ETF)の基盤。割安さやボラティリティーの低さといった共通のファクターを持つ銘柄のバスケットが市場全体よりも高いリターンを上げることが分かり、こうしたファクターに基づいた投資に人気が集まった。

  また、クオンツ投資の基本には、株式であろうと債券であろうと仮想通貨であろうと、投資家の頭脳の過ちが市場に取引機会をもたらすという考えがある。

  この2つに基づき、Tロウ・プライス・グループの資産配分調査担当ディレクター、ステファン・ヒューブリック氏がモデルを作りデータを分析。その結果、ファクター投資が仮想通貨でも、単純なバイ・アンド・ホールド戦略より有利であることが示されたという。

  同氏は10月28日の論文で、研究は「仮想通貨が資産クラスの一つであるという考えを支持するためのものではない」とした上で、「基本的なファクターの有効性が判明したと考えている」と説明している。

原題:Even Robots Are Joining the Bitcoin Craze as Quants Seek an Edge(抜粋)

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