株式への弱気転換は時期尚早、債券などに比べなお割安-JPモルガン

  • 企業利益の伸び、来年に市場を支える見通し
  • バリュエーション水準、債券とクレジットに比べると説得力ある
Bloomberg

株式相場が今年かなり好調だったこと受けて利益を確定し株式市場から引き揚げたいと考えている投資家は、考えをあらためるべきだと、JPモルガン・チェースの株式ストラテジストらは指摘した。

  成長のモメンタムは減速し始めるかもしれないが、アクティビティはトレンドを上回る状況が続く可能性が高く、これは企業利益が今年順調に持ち直した後もさらに拡大することを意味すると、ミスラフ・マテイカ、エマニュエル・コー両氏は4日付リポートで分析した。

  MSCI世界指数(配当を含む)は今年、これまでの時点で20%上昇しており、株式は最も好調な資産クラスとなっている。バリュエーションの比率はますます伸長しているようであり、米金融当局は来年も利上げを継続する見通しの中、一部投資家は不安を強めているようだ。テクノロジー株のほか、欧州や新興市場は最近値下がりしている。

  「確かに、マルチプル(投資尺度)は絶対的には割安にみえない」と両ストラテジストは指摘。「しかし、債券とクレジットの両方と比べると、株式は引き続きほぼ300ベーシスポイントのバリュエーションギャップを提供すると当社では考える。これはフェアバリューに達するにすぎない」と続けた。

原題:It’s Still Too Early to Turn Bearish on Stocks, JPMorgan Says(抜粋)

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