中国:銀行ストレス度の警戒指標、5四半期連続で低下-4~6月期

中国の銀行ストレス度の警戒指標は4-6月(第2四半期)に5四半期連続で低下し、金融システムによるリスク圧縮に向けた指導部の取り組みが進展しつつあることが示唆された。

  国際決済銀行(BIS)が3日公表したデータによれば、中国の国内総生産(GDP)に対する総与信の「ギャップ」は18.9%と、1-3月(第1四半期)の22.1%から低下した。これは2013年の19%を下回る水準。GDPに占める総与信量の比率とその長期トレンドとの比較で算出する同ギャップは、2016年1-3月期には過去最高の28.8%に達していた。

  習近平国家主席は今年、金融安定を確保するための広範な取り組みを推し進めており、当局は慎重で中立的な金融政策を一貫して表明している。中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は同国経済の債務水準について一連の警告を発してきたが、レバレッジ解消の取り組みが景気拡大を抑制しつつある兆しは見られず、エコノミストは今年の成長率が6.8%と、通期ベースで7年ぶりに加速すると見込んでいる。

原題:China Banking Stress Indicator Eased for Fifth-Straight Quarter(抜粋)

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