リッチモンド連銀:次期総裁にトーマス・バーキン氏選出-関係者

  • マッキンゼー上級幹部のバーキン氏、FRBも支持しているとされる
  • 極秘情報漏えい問題で4月に引責辞任のラッカー前総裁の後任

米リッチモンド連銀の理事らは、次期総裁にコンサルタント会社マッキンゼーの上級幹部、トーマス・バーキン氏を選んだ。決定に詳しい関係者1人が明らかにした。

  公に話す権限がないとして匿名を条件に語った関係者によれば、連邦準備制度理事会(FRB)もバーキン氏を支持しているとされる。同氏の就任にはFRBによる承認が必要だが、正式な承認があったのかどうかは不明。

  バーキン氏(56)はラッカー前総裁の後任となる。ラッカー氏は4月、市場に影響を及ぼす極秘の漏えい情報について、その内容が正しいことをウォール街のニュースレターに実質的に確認した形になったとして引責辞任した。

  バーキン氏はマッキンゼーに30年間勤務。2009-15年に最高財務責任者(CFO)を務め、同社広報担当のスティーブ・ジョン氏の話では、現在は最高リスク責任者(CRO)。同社ウェブサイトによると、以前はファースト・ボストンやボストン・コンサルティング・グループでの勤務経験がある。

  リッチモンド連銀理事会の議長で次期総裁候補の選定委員会も率いてきたマーガレット・ルイス氏は、同連銀のジム・ストレーダー報道官を通じて総裁人事に関するコメントを控えた。選定プロセスに参加資格のある他の5人の理事もコメントを求める電話や電子メールに返答していない。

  バーキン氏はハーバード大学で経済学学士号を取得後、同大ロースクールとビジネススクールで学位を取得。マッキンゼーのアトランタ・オフィス在勤の同氏に電話でコメントを求めたが、返答はなかった。

  ラッカー氏の辞任以降、マーク・マリニックス第1副総裁が連邦公開市場委員会(FOMC)で総裁代行としてリッチモンド連銀を代表している。

トーマス・バーキン氏

出典:マッキンゼー&カンパニー

原題:Richmond Fed Said to Tap McKinsey’s Barkin as Its President (1)(抜粋)

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