トランプ大統領:「隠すことは何もなかった」-フリン被告有罪答弁で

  • フリン氏が副大統領とFBIにうそをついたため解任せざるを得ず
  • フリン被告が話す内容について心配せず-共謀は全くなかった

前米大統領補佐官(国家安全保障担当)のマイケル・フリン被告がロシア大使とのやり取りを巡り虚偽の供述をしたと有罪を認めたことは、モラー特別検察官にとってトランプ大統領の側近へのさらなる追及に役立つ新たなてこになり、大統領本人への捜査につながる可能性もある。

  しかし大統領はこのニュースについて、モラー特別検察官の捜査においてトランプ陣営と政権移行チームには確固たる法的根拠があるとの自信を示し、2日のツイートでは大統領就任前のフリン被告によるロシアとの接触は違法ではないと主張した。

  大統領はツイッターで「副大統領と連邦捜査局(FBI)にうそをついたためフリン氏を解任せざるを得なかった。彼はそのうそについて有罪を認めた。政権移行期間中の彼の行動は合法的だっただけに残念だ。隠すことは何もなかった」と述べた。

首都ワシントンの裁判所に到着したフリン被告(12月1日)

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  関係者2人によると、フリン被告は有罪を認めてモラー特別検察官に協力しており、司法取引の一環としてトランプ氏の義理の息子で上級顧問のジャレッド・クシュナー氏に関連する情報を提供したという。捜査が大統領の側近に迫っている兆しであり、モラー特別検察官は共謀や司法妨害での立件に向けてフリン被告の証言の利用を目指す可能性があると法律専門家らは述べている。

  トランプ大統領は2日にホワイトハウスで専用ヘリコプター「マリーンワン」に乗り込む際に記者団に対し、2016年大統領選でのトランプ陣営関係者とロシアとの共謀の可能性について調べている捜査官にフリン被告が話す内容に関しては心配していないと述べ、「共謀は全くなかった」と強調した。

原題:Trump Says ‘Nothing to Hide’ as Flynn Brings Mueller Closer (3)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE