トランプ大統領の司法妨害、根拠固まりつつある-上院司法委筆頭理事

  • ファインスタイン筆頭理事は訴追と答弁、ツイートなどを挙げる
  • フリン被告は単独行動ではなく、誰かに指示されたはずだ-筆頭理事

ダイアン・ファインスタイン氏

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

昨年の米大統領選へのロシアの干渉疑惑とトランプ陣営との関連性を巡る上院調査は、トランプ大統領の司法妨害の可能性を示す根拠が固まりつつあることを示している、と上院司法委員会のダイアン・ファインスタイン民主党筆頭理事が述べた。

  ファインスタイン議員は3日のNBCの番組「ミート・ザ・プレス」とのインタビューで上院調査について、「司法妨害の根拠が固まりつつあるとわれわれは理解し始めている」と発言。「われわれが根拠としているのは4件の訴追と、行われたばかりの答弁、それにこのところのコメントの一部だ」とした上で、「ホワイトハウスのけたたましい連日のコメント、ひっきりなしに続くツイートもそうだ」と述べた。

  ファインスタイン議員が言及したのは、モラー特別検察官による捜査で資金洗浄などの罪に問われたトランプ陣営の元選対本部長、ポール・マナフォート被告と、同被告のビジネスパートナーだったリック・ゲーツ被告に加え、トランプ陣営の外交政策顧問を務めたジョージ・パパドプロス被告、前大統領補佐官(国家安全保障担当)のマイケル・フリン被告の計4人。パパドプロス、フリン両被告は連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をしたとして、有罪を認めた。

  ファインスタイン議員は、最も重要なのはトランプ大統領がコミー前FBI長官を解任したことだとし、トランプ大統領が求めたロシア捜査の「疑惑を晴らす」ことにコミー氏は同意しなかったために解任されたと考えていると説明。「これは司法妨害だ」と指摘した。

  同議員はNBCとのインタビューでトランプ大統領は調査の対象かとの質問に、「ホワイトハウスの多くの人がこの件で調査の対象」になっており、フリン被告が単独行動したとは思わないと発言。「誰かに指示されたはずだと思う。特別検察官ないし、われわれが証拠を見つけられるかどうか分からないが、いずれにせよその方向へと向かうとみている」と語った。

原題:Feinstein Says Obstruction of Justice Case on Trump Developing(抜粋)

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