トランプ米大統領:法人税率で議論の余地-再選に向けて「無敵」

更新日時
  • 法案では最終的に法人税率が22%になる可能性示唆
  • 上下両院は今後数日以内に税制法案一本化に向けた作業に着手

トランプ米大統領は2日、自身が大統領再選に向けて「無敵だ」と宣言するとともに、議会の税制改革計画の主要項目に関して議論の扉が開かれていると予想外に発言した。大統領は上院が同日、税制改革法案を可決し、年内の減税案の議会通過に一歩近づいた後で発言した。

  同大統領はホワイトハウスで専用ヘリコプター「マリーンワン」に乗り込む際に、法人税率について「それは22%という結果に終わる可能性がある。われわれは最終的にどういう結果となるか目にすることになる」と語った。大統領とホワイトハウスはこれまで、法人税率20%が税制改革法案を支持するために必要だと示唆していた。

  上院の税制法案が僅差で可決されたのを受け、上下両院の交渉担当者は向こう数日以内に下院案との一本化に着手する。内容の一部に大きな違いもあるが、法人税率では両院の案とも現行の35%から20%に引き下げるとしている。トランプ氏は9月に「15%になることを望む」と発言するなど、20%よりも低い水準が望ましいとの考えを示していた。

  バラソ上院議員(共和、ワイオミング州)は3日、「FOXニュース・サンデー」で、法人税率22%の可能性について問われると、「皆それぞれどのように投票するか自分で決める必要がある。私が望ましいと考えるのは20%だ」と答えた。

  トランプ大統領は2日、資金集めのために訪れたニューヨーク・ミッドタウンのレストランで、自身が選挙で無敵だと考える理由として株価上昇と税制改革を挙げた。

  トランプ氏は約450人の出席者を前に、「理由の一つはマーケットやビジネス、雇用面で起きていることだ」と指摘した上で、「現在、われわれは無敵だ」と語った。

原題:‘Unbeatable’ Trump Hints at Wiggle Room on Corporate Taxes (1)(抜粋)

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