北京ダック、NYで人気沸騰の予感-2時間足らずで2500件の予約

  • 中国の大董が12月11日に新店舗オープン-来年2月まで予約埋まる
  • 食べ方は4種類-追加料金でキャビアと共に味わうことも可能

ニューヨークのスリー・ブライアント・パークに、北京ダックで有名な中国の大董(ダードン)が12月11日に新店舗をオープンする。北京に10店舗、上海に4店を展開し、ミシュランから星を獲得している大董にとって、450席を持つニューヨーク店は米国進出第1号となる。

  ダードン・ニューヨークは10月11日に予約の受け付けを始めたが、2時間以内に2500件の予約が集まった。飛び込み客向けのスペースもあるが、予約は来年2月まで埋まっている。

大董の北京ダック

撮影:Geoff Lung

  北京ダックの歴史は元朝まで700年余りさかのぼると言われている。1500年代半ばまでに最初のローストダックのレストランが北京でオープンした。

  大董の北京ダックは皮がパリパリだが、肉は大半の他店に比べてジューシーだ。その特徴は焼き方にある。オーナーシェフの董振祥氏は特注のジャスタ製オーブンを使っている。その設計はトップシークレットだ。オーブンの温度はカ氏600度(セ氏約320度)にまで達するという。キッチンにはこうしたオーブンが5つ並んでおり、それぞれ最大12羽のアヒルを焼くことができる。オーブンの上部からアヒルをつるし、回転させながら焼くため余計な脂は落ちていく。

  北京ダックの準備には総勢8人のシェフが関わる。2人がオーブンで焼き具合を見守り、残る6人が客のテーブルサイドで北京ダックを切り分ける。首部分の肉が最もやわらかいと言われている。通常サイズは98ドル(約1万1000円)、ハーフサイズは58ドルだ。

ゴマ入りの丸いパンで包んで食べることもできる

撮影:Geoff Lung

  大董では北京ダックの食べ方は4つある。伝統的なのは3、4切れの肉(と皮)、スライスした紅芯大根、キュウリ、ネギにソースを付けて小麦粉の皮で巻くスタイルだ。2つ目は、表面にゴマをちりばめた丸いパンに肉を入れ、野菜を加えて辛みのあるガーリックペーストをかける食べ方だ。砂糖をつけてダックをそのまま食べる方法もある。さらには追加で42ドルかかるが、カルーガクイーン(卡露伽)のキャビアと共に北京ダックを味わうこともできる。

大董のオーブンで焼かれる北京ダック

出典:大東

450席あるニューヨークの大董レストランの一部

出典:大東

原題:Roast Duck Is About to Become New York’s Most Obsessed-Over Food(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE