【NY外為】ドル、対円などで下落-有罪答弁でロシア捜査進展

更新日時
  • フリン被告、ロシア関与を捜査している当局への協力に同意
  • 米国債と円が大幅高になった一方、株式相場は下落

1日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。前米大統領補佐官(国家安全保障担当)のマイケル・フリン被告は、2016年の米大統領選へのロシア関与を捜査している当局に協力することに同意した。これを嫌気し、ドル売りが出た。ドル指数は週間では1カ月ぶりに上昇した。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.6%低下。一方、米国債と円が大幅高となり、株式相場は下げた。ドル指数はその後、下げ渋った。上院で税制改革法案が可決しそうだというドル買い材料に対し、フリン被告の証言がトランプ大統領に与える悪影響という売り材料があり、市場はバランスを取ろうとしている。

  フリン被告はロシア大使とのやりとりについて連邦捜査局(FBI)捜査官に虚偽の供述をしたとして、首都ワシントンの法廷で有罪を認めた。これにより、モラー特別検察官による捜査が大きく前進した。

  ニューヨーク時間午後4時37分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.3%低下。ドルは対円で0.4%下落の1ドル=112円14銭。対ユーロでは0.1%高の1ユーロ=1.1898ドル。

  ドルは午前中に小幅高となる場面もあった。コーニン共和党上院院内幹事が税制改革法案について通過に必要な50票を確保したと発言したため、楽観的な見方が再び強まった。同法案は1日遅くか2日早朝に採決が予想されている。

欧州時間の取引

  税制改革法案の採決が11月30日から遅れたため、ドルは圧力を受けていたが、欧州時間ではほぼ下げを埋める展開となった。

原題:Dollar Manages First Weekly Gain in Four Despite Flynn News(抜粋)
Dollar Fades Drop on Tax Bill Delay as Euro Struggles to Gain

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