グッドフレンド氏:タカ派かハト派か判別困難-次期FRB理事

  • 短期的にはタカ派、長期については位置付け不明か
  • イエレン議長率いる当局の政策に批判的-マイナス金利にはオープン

空席の生じている米連邦準備制度理事会(FRB)理事ポストを埋めようと、トランプ大統領が人事を発表するたびに、ウォール街のエコノミストは指名された人物がインフレに対しタカ派として臨むのか、それともハト派なのか血眼になって区分しようとする。

  しかし、11月29日に指名発表があったマービン・グッドフレンド氏の場合、判別は困難かもしれない。リッチモンド連銀の調査局長を務めた経歴を持ち、現在はカーネギー・メロン大学教授の同氏は、短期的にはタカ派と見受けられるが、長期については位置付け不明と言えそうだ。

  グッドフレンド氏はかねて、米金利は低過ぎると述べ、イエレンFRB議長率いる米金融当局の政策を批判。その一方で、新たな金融危機に見舞われた際の対応には、筋金入りのハト派でさえ受け入れをちゅうちょするマイナス金利の採用を提唱する。

  グッドフレンド氏は今後、上院銀行委員会での証言に臨むことになるが、こうした硬軟両用の構えによって、政策を巡る同氏の見解は強い関心を集めることになりそうだ。また、金融経済学の大家として、同氏の知見は金融当局内でも重きをなすと考えられる。

  カーネギー・メロン大テッパー経営大学院のトップ、ロバート・ダモン氏はグッドフレンド氏(67)について、「ここ数年の金融当局の政策に幾分批判的なことで知られるが、一つの哲学に根差した人物ではない。全ての情報やデータを取り入れ、自身が正しいと考える判断を下す人で、私は彼について特定の色分けはしない」と語った。

原題:Goodfriend Looks Hard to Pigeonhole in Fed’s Hawk-or-Dove World(抜粋)

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