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【NY外為】ドル、減税期待で下げ埋める-対円で112円台に上昇

更新日時
  • マケイン上院議員、税制改革法案を支持-議会通過の期待高まる
  • ポンドは上昇、英EU離脱交渉が進展しているとの見方で
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Photographer: DANIEL ACKER
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Photographer: DANIEL ACKER

30日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が前日比ほぼ変わらず。マケイン米上院議員が審議中の税制改革法案を支持する姿勢を示したことから議会通過の見通しが強まり、ドルは下げを埋める展開となった。

  ドルは月末に絡んだ売りで下げる場面もあった。米10年債利回りの上昇を背景に、対円では一時112円64銭まで上昇した。ユーロは対ドルで一時1.1932ドルまで上昇したが、1.1940-50ドル近辺に控える戦術的な売り注文を前に上値が重くなった。

  ポンドは一時1%上昇した。英国の欧州連合(EU)離脱に向けた交渉が進展しているとの見方が強まり、買いが膨らんだ。

  ニューヨーク時間午後4時27分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比ほぼ変わらず。ドルは対円で0.6%上昇の1ドル=112円56銭。対ユーロでは0.6%安の1ユーロ=1.1913ドル。ポンドは対ドルで0.9%上昇の1ポンド=1.3533ドル。

Month-end Madness

  税制改革法案は上院本会議で審議されており、共和党議員は意見の相違点を埋め、週末までの採決を目指している。

  10月の米個人消費支出(PCE)価格指数は食品とエネルギーを除いたコア指数が前年比で1.4%上昇と、予想に一致した。前月の数値が0.1ポイント上方修正されたことはドルの支援材料となった。

欧州時間の取引

  ユーロは1.1809ドルまで下落する場面があった。11月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)が前年同月比1.5%上昇に加速したものの、ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値1.6%上昇を下回ったことから売りが出た。

原題:Pound Jumps 1% as Optimism on Brexit Talks Rises, Dollar Weakens(抜粋)
USD Reverses Drop; Stocks Soar, Treasuries Fall as Taxes AdvanceDollar Erases Drop to Notch 4-Day Winning Streak; Euro Resilient
Euro Comes Under Pressure Through Crosses as CPI Misses Estimate

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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