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韓国銀、11年以来の利上げ-アジアの中銀にとって転換点か

更新日時
  • 7日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ1.5%に
  • 政策決定は全会一致ではなかったと李総裁、1人が据え置き主張

韓国銀行(中央銀行)は30日の金融通貨委員会で、2011年以来となる利上げを決めた。アジアの中銀にとって転換点となる可能性がある。

  韓国中銀は政策金利である7日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、1.5%にすると発表。ブルームバーグが調査したアナリスト24人中18人が0.25ポイントの利上げ、残りが金利据え置きを予想していた。同中銀は16年6月以降、政策金利を過去最低の1.25%に維持していた。

  今回の利上げは韓国の景気回復と物価水準への中銀の自信の表れと受け止められる。韓国の今年の経済成長率は3%を上回る見通しで、インフレ率は韓国中銀の2%の目標近辺を維持しており、金融政策の正常化に着手する余地が生じている。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)が15年12月にほぼ10年ぶりの利上げに踏み切った後、アジアの中銀は利上げ圧力の高まりに見舞われている。アジアの主要中銀による政策金利引き上げは14年以降、この日の韓国利上げまでなかった。FOMCの追加利上げが12月に見込まれる中、韓国中銀には米金利上昇が韓国からの資金流出の引き金となるのを避けたい意向もある。

South Korea's Benchmark Rate

  李柱烈総裁は記者会見で、利上げの決定は全会一致ではなかったと説明。メンバー1人が金利据え置きを主張したと述べた。同総裁はインフレ率が中銀目標の2%に徐々に接近し、経済は着実な成長を続けると予想。金融政策は今後も緩和的にとどまるとしながらも、経済成長とインフレ動向次第で一段の調整が必要となる可能性も示唆した。

原題:Bank of Korea Leads the Way in Asia With Interest-Rate Hike (1)、BOK’s Lee: Decision to Raise Interest Rates Was Not Unanimous(抜粋)

(3段落目以降に説明や総裁発言を加えて更新します.)
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