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独連銀理事:ユーロ建て決済、引き続きロンドンで可能-合意が条件

  • EUと英国の当局による徹底した協力が合意に必要-ドンブレト氏
  • 合意成立なら、決済事業の大規模な移転の必要性なくなる

ドイツ連邦銀行のドンブレト理事は、英国の欧州連合(EU)離脱で金融決済サービスが混乱する事態を防ぐための合意を結ぶべきだと主張した。決済サービスは現在、ロンドンを拠点とする企業が圧倒的なシェアを占めている。

Andreas Dombret

ドイツ連銀のドンブレト理事

Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

  ドンブレト理事は29日フランクフルトで、そのような合意をEUと英国の監督当局による「徹底した協力」を基に築き上げ、合意には英国当局と「対等の情報や介入に関する広範な権限」をEU当局に認めることが盛り込まれる必要があると語った。

  「これが保証される限り、少なくとも経済的な見地からは決済事業の大規模な移転の必要性が取り除かれるだろうと確信している。当然、その逆のことも適用できる」と述べた。

  英国がEU離脱を選択した国民投票の後、欧州委員会は主要決済機関の監督に関する新政策を提案。この中で、EU内の通貨建て金融取引の決済は域内に限定する可能性にも含みを持たせていた。英国のEU離脱交渉が進む中で、従来通り欧州通貨建て金融商品の決済をロンドンで行えるかどうかは主要な争点となっている。

原題:Bundesbank Says Brexit Deal Could Keep Swaps Clearing in London(抜粋)

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