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ドローンとの空中衝突、旅客機に深刻被害も-FAA委託の調査が指摘

米国の空を飛行する何百万もの民間ドローン(小型無人機)。こうしたドローンが旅客機やビジネス用ジェット機と空中で衝突すれば、旅客機などに深刻な被害を引き起こす可能性があるとの結論が、米連邦航空局(FAA)が委託した28日公表の調査で示された。

  大半のドローンの重量はわずか数ポンド(1ポンド=約0.45キログラム)だが、モーターを含め金属製の機器が使われており、航空機と衝突した場合にはそのエンジンやフロントガラス、翼などに大きな損傷をもたらしかねないという。

  調査を中心になってまとめたウィチタ州立大学の研究者、ジェラード・オリバレス氏は旅客機や他の航空機について、鳥との衝突を想定した設計となっているものの、重量が4ポンドないし8ポンドものドローンと衝突した際の「衝撃に耐えられるというわけではない」と説明した。

  消費財の配送や空中査察など、さまざまな用途にドローンを活用しようとする動きが産業界で広がっているが、この種のものとして最も包括的な今回の調査結果によって、空の安全性向上を目指すFAAの取り組みに切迫感が生じそうだ。

原題:FAA Warns of Drone Impact Risks With Airplanes as Use Grows (2)(抜粋)

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