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【NY外為】ドルは上げを消す、ポンドは英EU離脱進展で上昇

更新日時
  • 税制改革進展や明るい経済統計にもかかわらず、ドルは騰勢を失う
  • ベージュブック、経済は緩慢ないし緩やかなペースで成長と記述
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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

29日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が前日とほぼ変わらず。税制改革をめぐる議論に進展があったほか、一連の明るい内容の経済統計にもかかわらず、ドルは騰勢を失った。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、一時1週間ぶりの高値に上昇した後、前日終値水準まで押され、100日間移動平均の付近で推移している。ドルは主要10カ国通貨のうち7通貨に対して上昇。特に円、カナダ・ドルに対して買われた。ポンドも大きく上昇した。

  連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は議会証言で、バランスシート縮小を進めながら、引き続き金利を徐々に引き上げていくのが適切だと述べた。地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、11月中旬にかけて経済は緩慢ないし緩やかなペースで成長。物価圧力も強まり、労働市場は引き締まったという。

  ニューヨーク時間午後4時29分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%未満上昇。ドルは対円で0.4%上昇の1ドル=111円92銭。一時は1週間ぶり高値となる112円15銭まで上昇した。北朝鮮のミサイル発射をめぐる懸念は市場ではあまり重視されていないもよう。ユーロは対ドルで0.1%高い1.1847ドル。ポンドは0.5%上昇の1ポンド=1.3408ドル。

  ポンドは英国の欧州連合(EU)離脱を巡るさまざまな報道を受けて大きく動き、2カ月ぶりの高値を付ける場面もあった。

  30日は10月の個人消費支出(PCE)価格指数に投資家の注目が集まるとみられる。米金融当局がインフレ目標の基準とする同指数は、前月からの減速が予想されている。

Missing the Mark

欧州時間の取引

  ドル指数は一時0.2%低下した後、ロンドン時間午前11時過ぎの時点で前日終値近辺まで下げ渋った。

原題:Dollar Stays Steady While Pound Supported by Brexit Progress(抜粋)
Dollar Looks to Hold Weekly Gain as Pound Rallies on Brexit News(抜粋)

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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