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野村HD:プリンシパル投資業務を再開へ、当初1000億円規模

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Nomura Securities Co Headquarters as Nomura Holdings Inc. Reports Third-Quarter Earnings
Photographer: Akio Kon/Bloomberg
Nomura Securities Co Headquarters as Nomura Holdings Inc. Reports Third-Quarter Earnings
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

野村ホールディングスは自己資本を使ったプリンシパル・インベストメントを再開する。同社が29日発表した。顧客が事業再編やマネジメント・バイアウト(MBO)などを行う際に共同で投資する。

  野村HDは12月1日付で、マーチャント・バンキング推進室を設立、今後案件の開発を開始する。同社はファンドを立ち上げ、当初1000億円程度を拠出する見通しで、国内の顧客企業を対象にするが、今後はアジア顧客へ拡大していくという。

  同社は2001年から2008年にかけて、ベアリング部品大手のツバキ・ナカシマ、九州のテーマパークであるハウステンボス、足利銀行など18社に2800億円規模の自己資本投資を行っていたが、その後は新規の大型投資は控えていた。

  野村HDの永井浩二最高経営責任者(CEO)は、都内で開催された投資家フォーラムで、マーチャント・バンキング業務に「再エントリーする」と述べ、リーマンショック後、ビジネスを縮小していたが、「国内企業のビジネスポートフォーリオの組み替え、事業継承、企業の合併・買収(M&A)のマッチングニーズが高まってきた」と事業再参入について語った。

  野村の株価は29日、前日比一時12.9円(2%)高まで上昇したあと、午後1時10分現在同1.4%高の653円で取引されている。

(第4段落に永井CEOのコメントを追加しました.)
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