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トランプ大統領、ウォーレン議員を再び「ポカホンタス」と揶揄

  • 先住民ナバホ族の戦争の英雄らをたたえるセレモニー中に発言
  • トランプ大統領は私を黙らせることはできないとウォーレン議員

トランプ米大統領は27日、第二次世界大戦中に部族の言語を暗号にした無線通信任務に従事した米先住民ナバホ族の退役軍人をたたえるセレモニーの最中、民主党議員の政敵の一人、エリザベス・ウォーレン議員を「ポカホンタス」と呼んで揶揄(やゆ)した。トランプ大統領は以前から同議員に対し、人種的な色合いの強いこの呼称を使っている。

  トランプ大統領はナバホ族の退役軍人らに、「あなた方は非常に特別な人たちだ。われわれがここに来た時よりはるか昔から住んでいた」と述べ、功績をたたえた。しかしその後、「ただわれわれの議会にも、はるか昔にきたと言われる議員がいる。人々は彼女をポカホンタスと呼んでいる」と発言した。

  これに対し、ウォーレン議員はこのもようをビデオで見た後、MSNBCとのインタビューで、「米国の大統領がこれら戦争の英雄をたたえるセレモニーすら最後まで人種的な中傷を交えずにやり通せないことは非常に嘆かわしい」と発言。「トランプ大統領はこうすれば私を黙らすことができると思って、何度もこうした言葉を使っているが、これまでと同様、今後も私を黙らすことはできないだろう」と語った。

  ホワイトハウスのサンダース報道官はホワイトハウスでの記者説明会で、人種的中傷とのウォーレン議員の主張を「ばかげている」とした上で、「それが大統領の意図するところではないことは確かだ」と述べた。

  ウォーレン議員は自分を米先住民の子孫だと主張しているが、同議員の家族への取材では実際に子孫かどうかの確証は得られていない。ポカホンタスは17世紀に実在した先住民女性。

  トランプ大統領は2016年6月のツイートで、「時にポカホンタスと呼ばれる間抜けなエリザベス・ウォーレンはキャリアアップのため先住民のふりをした。極めつきの人種差別主義者だ!」と述べていた。

Donald Trump,Peter MacDonald,Thomas Begay

ホワイトハウスでナバホ族の退役軍人らと握手するトランプ大統領(27日9

写真家:Susan Walsh / AP

原題:Trump Jabs ‘Pocahontas’ Warren in Meeting With Navajo Vets (3)(抜粋)

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