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【米国株・国債・商品】S&P500がほぼ変わらず、原油安で伸び悩む

更新日時
  • 米国債は上昇、北朝鮮がミサイル発射準備との報道で
  • 原油は反落、減産延長巡る不透明感で-金は一時1300ドル台
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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

27日の米株式相場はほぼ変わらず。重要イベントやその他材料が多い週を迎え、前週末終値を挟んでもみ合い、原油相場の急落後にエネルギー株が売られた。米国債は荒い値動きを経て上昇、10年債利回りは低下した。

  • 米国株はほぼ横ばい、原油相場下落でエネルギー株に売り
  • 米国債は上昇、イールドカーブがスティープ化
  • NY原油が反落、OPEC会合巡る不透明感続く
  • NY金は反発、一時1300ドル台-インフレ鈍化観測

  石油リグ(採掘装置)稼働数が増加したこと、また石油輸出国機構(OPEC)とロシアが来年末まで減産を延長する枠組みで合意したとの報道を受け、ニューヨーク原油先物が下落。これでマラソン・オイルなどの銘柄が売られ、S&P500種株価指数は朝方の上昇分をほぼ全て消した。一方で米国債は上昇。北朝鮮がミサイル発射準備とみられる信号を日本政府が感知したと報じられた後、10年債利回りはこの日の最低をつけた。

  S&P500種株価指数は前週末比0.1%未満下げて2601.42。ダウ工業株30種平均は22.79ドル(0.1%)高の23580.78。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.33%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。米国のリグ数の増加が重しになったほか、石油輸出国機構(OPEC)の減産延長戦略を巡る不透明感が続いた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は84セント(1.4%)安の1バレル=58.11ドルで終了。一時は2.4%下落する場面もあった。ロンドンICEの北海ブレント1月限は63.84ドル。

  ニューヨーク金先物相場は上昇し、一時は6週間ぶりにオンス当たり1300ドルを上回った。ドルが上下に振れたことが背景。今後相次いで発表される経済指標や政治ニュースに備える動きも広がった。今週発表のインフレ指標は減速が予想されている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前週末比0.5%高の1オンス=1298.90ドルで終了した。

  S&P500種の業種別11指数では、エネルギーが1%安。公益事業や電気通信サービスは上昇した。

  ウエスタン・デジタル、シーゲート・テクノロジー、マイクロン・テクノロジーといった銘柄が下げ、ナスダック100指数を押し下げた。モルガン・スタンレーによるウエスタン・デジタル投資判断の引き下げが材料視された。

  米国債相場は5年債と10年債を中心に値上がりした。5年債と30年債の利回り差は一時、72bpまで拡大した。

原題:Stocks Languish at Start of Busy Week, Oil Drops: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Choppy, Curve Steepens After Early Flattening Unwound(抜粋)
Oil Slips From Two-Year High as Doubts Over OPEC Meeting Linger(抜粋)
Gold Flirts With $1,300 as Low Inflation Dents Rate-Hike Case(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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