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グリニッチやマンハッタンから金持ち脱出、税制優遇なくなる見込みで

Florida
Photographer: Joe Raedle/Getty Images
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Photographer: Joe Raedle/Getty Images

コネティカット・ヘッジファンド協会の創立者ブルース・マクガイア氏は税制改革を理由に富裕層が米北東部を出て行くのが理解できる。「移動を考えない方がむしろ無責任だろう」と同氏は話す。

Bruce McGuire

ブルース・マクガイア氏

写真家:Qilai Shen / Bloomberg

  コネティカット州に住むヘッジファンド業界人、さらにウォール街の金融業界人が直面している問題は、上院・下院ともに共和党の税制改革案がニューヨーク市周辺に住む高額所得者の税負担を高めることだ。州と自治体の税控除がなくなることで、年俸100万ドル(1億1100万円)の人間の税負担は2万1000ドル増えると、会計事務所のマーカムが予備的に分析した。

  億万長者のヘッジファンド運用者の デービッド・テッパー氏や ポール・チューダー・ジョーンズ氏、エディ・ランパート氏は個人所得税を課さないフロリダ州に引っ越している。

  最終的な税制改革案がどうなるかはまだ分からないし、この記事のためにインタビューに答えた誰も、引っ越す計画を明らかにはしなかったが、 ゴールドマン・サックス・グループはこの法案が成立した場合はニューヨーク市だけでも高額所得者のトップ4%を失う可能性があると見積もっている。フロリダ州としては、これは税難民を受け入れる機会になる。

  マイアミ・ダウンタウン・デベロップメント・オーソリティーは来月パーティーを開く予定で、不動産開発業者のニティン・モトワニ氏は北東部の富裕層を招待している。税制改革案は金持ちに引っ越せと言っているようなものなので、大勢が参加するだろうと同氏は予想している。

States Where SALT Matters Most

原題:In Greenwich and Manhattan, Tax-Hike Fears Fuel Talk of Exodus(抜粋)

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