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米国株の値上がり、過去最長か-S&P500種は来年2800到達と専門家

  • ゴールドマンは18年末時点の予想を2500から2850に引き上げ
  • 減税が来年実施されれば3300への上昇も-UBSのパーカー氏
Trading On The Floor Of The NYSE Boring Week In Stocks Masks Roaring Appetite For U.S. Hedges
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Trading On The Floor Of The NYSE Boring Week In Stocks Masks Roaring Appetite For U.S. Hedges
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ウォール街の株式専門家による毎年恒例のS&P500種株価指数予想に基づき同指数が2018年も値上がりすれば、過去最長の上昇局面となる。

  ブルームバーグが調査したストラテジスト9人の予想平均によれば、S&P500種は18年に2800に達する見込み。現実となれば、同指数は過去最高値を更新するだけではない。現在の強気相場は金融危機の影響下の2009年3月に始まり、1990ー2000年のドットコムブーム期に記録した過去最長の値上がり局面まであと9カ月に迫っているため、こちらの記録も塗り替えることになる。

Topping Internet Bubble

  ウォール街の専門家は、利益が2桁ペースで伸びると予想。経済は世界全般でここ10年見られなかった整合的な強まりを示しており、米国の減税も刺激になるという。

  オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコブスキス共同最高投資責任者(CIO)は「歴史的に相場は経済成長と共に上昇しており、妥当なポジションだ。今起きていることが続くというのがロジカルな予測で、これが反転するというのは本質的に困難だ」と述べた。

Bullish Bias

  9人の中で現行水準からS&P500種が下落するとの予想は皆無。BMOキャピタル・マーケッツのブライアン・ベルスキ氏が最も楽観的で2950に達すると予想。バリュエーション(株価評価)は高水準だが、増益が株価を一段と押し上げるとしている。

  ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・コスティン氏は、株式投資を続ける大きな理由に米税制改革を挙げ、18年末時点の予想を2500から2850に引き上げた。UBSグループのキース・パーカー氏はS&P500種の2900への上昇を目標としながらも、減税が来年実施されれば3300への値上がりもあり得るとみている。

原題:Longest S&P 500 Rally Ever? It’s Wall Street’s Official Forecast(抜粋)

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