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仏ソシエテのクオンツモデル、中国株と新興市場債に買いのシグナル

  • 世界株への配分を全般的に減らすべきだとソシエテのストラテジスト
  • ソシエテはエクステルの機関投資家調査で世界戦略調査部門1位

向こう1年間で最も高いリターンを上げるのは中国株とユーロ圏の国債、新興市場債だと仏銀ソシエテ・ジェネラルはみている。グローバル戦略やクオンツのリサーチで最高の評価を受ける同行のストラテジストらは、投資先の決定にクオンツモデルからの売買タイミングのシグナルを活用している。

  ソシエテ・ジェネラルの資産配分グローバル責任者アラン・ボコブザ氏(パリ在勤)率いるチームは、期待リターンの低下が現在の強気相場の終わりは遠くないことを示していることから、今こそ世界株への配分を全般的に減らすべきだと指摘する。

  同チームは過去1年でポートフォリオの国債比率を3倍の25%とした。一方、米国債は引き続き最低水準にとどめ、米国株の配分を半分の10%に引き下げた。

China Trails

  ボコブザ氏のチームは、中国株に強気姿勢を取る場合、向こう1年間は世界資産の中で有数の高ボラティリティーを覚悟しなければならず、それが問題となると指摘する。ソシエテ・ジェネラルは今年、エクステルが実施した機関投資家投票に基づく調査のグローバル戦略リサーチ部門で14年連続で首位となったほか、クオンツリサーチ部門でも1位となった。

  同チームの主な分析結果と助言は以下の通り。

  • 株式と比べ、国債の期待リターンとボラティリティートレンドの改善が進んでいる
  • この3カ月間、全ての資産クラスの期待リターンが低下
    • 特に株式が顕著
  • ソブリン債の中で、モデルが選好するのは新興市場債とユーロ圏の国債
  • コモディティーには引き続き配分せず

原題:Quant Model Triggers Buy Signal for China Stocks, Emerging Bonds(抜粋)

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