コンテンツにスキップする

クレディS出身バンカーがアジアクレジットファンド-融資抑制で好機

  • タナラは2億8500万豪ドルを既に集め、最大5億豪ドルの調達目指す
  • 600億豪ドル規模の年金基金ユニスーパー・マネジメントも出資する

オーストラリアの投資銀行バンカー、ジョン・ワイリー氏を中心とするクレディ・スイス・グループの元スタッフらが、アジア太平洋クレジット投資ファンドをスタートさせた。同地域では金融機関が融資を抑制しており、こうした状況に対応し利益を狙う。

  マネジングパートナーのマイケル・ティアニー氏によれば、タナラ・クレジット・パートナーズはシニア債とメザニン債に投資する「アジア太平洋ファンドI」で2億8500万豪ドル(約241億円)余りを集め、2018年上期の募集締め切りまでに最大5億豪ドルの調達を目指す。

  豪州とニュージーランドの投機的格付け(ジャンク級)担保ローンの機会を中心に投資する運用勘定には、コーナーストーン(中核)投資家として、600億豪ドル規模の年金基金ユニスーパー・マネジメントも出資する。

  1990年代にクレディ・スイス・ファースト・ボストンのオーストラリア部門を統括したワイリー氏は、最近ではラザード豪州部門の責任者を務めていたが15年に退職し、タナラを同年設立。やはりクレディ・スイス出身のティアニー氏、ピーター・シェックリー氏と共に新たなクレジットビジネスを今年に入り発足させた。

原題:Credit Suisse Alumni Start Asia Credit Fund to Fill Lending Gap(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE