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メルケル独首相、社会民主党に秋波-連立相手の条件提示

  • 社会民主党との大連立の実績評価-CDUの地域党大会で演説
  • 連立組む条件は財政均衡と幅広くビジネスを支援する政策の支持
メルケル独首相

メルケル独首相

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg
メルケル独首相
Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

ドイツのメルケル首相は25日にキリスト教民主同盟(CDU)のメンバー向けの演説で、次期政権のアジェンダを予告し、連立を組む政党には財政均衡に加え、幅広くビジネスを後押しする政策を支持してもらう必要があると述べた。最大のライバル政党である社会民主党(SPD)に対し、「大連立」を再度組むことを事実上提案するこれまでで最も明確な言葉を投げ掛けた形だ。

  メルケル首相はバルト海沿岸のリゾート地キュールンクスボルンで開かれた地域党大会で「選挙戦中にSPDがなぜ大連立について良い言葉を全く言わなかったのか分からない」と述べ、過去4年間のSPDとの大連立で「われわれはいい仕事をした。うまく協力した」と指摘した。

  首相は与党会派、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と自由民主党(FDP)、緑の党の連立協議が19日に決裂した後、4期目続投のため議会過半数の確保に向けた選択肢が狭まっている。同首相は25日、「国民に再び投票所に行くように頼む考えは好まない」と述べ、再選挙に反対する考えをあらためて表明。CDU・CSUとSPDが再び手を組む道筋を示した。

  首相とSPDのシュルツ党首は、再選挙回避を党指導者らに求めるシュタインマイヤー大統領の招きに応じて30日に会談する。

原題:Merkel Woos Her Opponents With Vista of Another Grand Coalition(抜粋)

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