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混迷独政局:メルケル首相に活路、野党社会民主党が大連立への扉開く

更新日時
  • 連立に合意するには党員投票が必要とシュルツ党首
  • 連邦議会選挙から2カ月、まだ新政府樹立できず

ドイツの野党、社会民主党(SPD)を率いるシュルツ党首は、メルケル首相との大連立を成立させる可能性に扉を開いた。ただし連立合意には党員投票が必要だとも言明した。

  同党首は2大政党による再度の連立を否定してきたが、24日にベルリンで、社会民主党は「議会で障害となるような役割は演じない」と述べた。シュタインマイヤー大統領はその数時間前に、メルケル首相とシュルツ党首の会談を来週に設定すると明らかにしていた。

  シュルツ党首はSPD本部で記者団に、「いずれの方向にしても自動的に進むということはない」と述べ、「今一つだけはっきりと分かっているのは、どのような形にせよ連立に加わる方向に協議が進めば、党員投票を実施するということだ」と語った。

  連邦議会選挙から2カ月になるが、メルケル首相はまだ多数与党を形成する連立合意をまとめられず、暫定政権を運営している。少数与党での政権樹立に首相は懐疑的だ。シュルツ党首は連立に加わる可能性を否定していたが、24日早朝まで8時間にわたった党幹部の協議の末、妥協の可能性を示唆した。
  
原題:Merkel Rival Opens Door to Grand Coalition to End German Impasse(抜粋)

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