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きょうの国内市況(11月24日):株式、債券、為替市場

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●日本株3日続伸、任天堂や小売、通信高い-米耐久財や中国動向は懸念

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  東京株式相場は3日続伸。米国耐久財受注の低調や為替の円高、中国株動向への懸念で安く始まったが、午後に入り上昇へ転じた。任天堂などその他製品株のほか、小売や情報・通信、サービス、食料品、陸運株など相対的に内需セクターが高い。小売は年末商戦への期待も広がった。

  TOPIXの終値は前営業日比3.48ポイント(0.2%)高の1780.56、日経平均株価は27円70銭(0.1%)高の2万2550円85銭。

  三井住友アセットマネジメントの石山仁チーストラテジストは、「米国の経済指標悪化や金利低下で為替はドル安・円高に振れ、輸出はさえない。一方、内需関連は円高でも価格抵抗力があり、押し目買いが入った」と言う。特に、業種別上昇率上位に並んだ小売株については、「景気堅調の中、『ブラックフライデー』が日本でも展開され、11ー12月の売り上げ増加による業績上振れ期待がある」との見方を示した。

  東証1部33業種はその他製品、小売、化学、情報・通信、ゴム製品、サービス、食料品、陸運など15業種が上昇。非鉄金属や海運、鉱業、鉄鋼、輸送用機器、不動産、ガラス・土石製品など18業種が下落。

  売買代金上位では、英会話のイーオンホールディングスを買収するKDDIのほか、東京エレクトロンやユニ・チャーム、三菱ガス化学が高い。半面、子会社2社が製品検査データを改ざんした三菱マテリアルが大幅安。コマツやディー・エヌ・エー、公募増資のダイフクも安い。

  東証1部の売買高は13億2964万株、売買代金は2兆3996億円、前営業日に比べ17%、11%それぞれ減った。値上がり銘柄数は1157、値下がりは781だった。

●債券は下落、日銀の「25年超」オペ減額受け-先物は反動売りとの声も

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  債券相場は下落。日本銀行がこの日に実施した長期国債買い入れオペで、残存期間「25年超」の購入額を減らしたことを受けて、超長期ゾーンに加えて、前営業日に2カ月ぶりの高値を付けていた先物を中心に売り圧力が強まった。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は、前営業日終値比6銭安の151円09銭で開始。午前の日銀オペ通知後に一段安となり、21銭安の150円94銭まで下落した。午後はやや下げ渋り、結局13銭安の151円02銭で引けた。22日には151円19銭と9月半ば以来の高値を付けていた。

  SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「きょうは予想外のオペ減額だったので売られた。オペ結果は10-25年、25年超とも、減額通知で売られた水準から考えれば無難。朝から売られていたのは22日に先物が強かった反動もあるのだろう」と話した。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年国債の348回債利回りは、日本相互証券が公表した22日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高い0.025%で開始後、オペ通知後には0.035%まで上昇した。午後に入ると0.025%に戻した。

  超長期ゾーンでは、新発30年物の56回債利回りが一時3bp高い0.835%と14日以来の水準まで売られた後、0.825%で推移した。新発40年物の10回債利回りは2bp高い0.99%と8日以来の高水準を付けた。

●ドルは111円台半ば、株高と米長期金利の上昇がドル下支え

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=111円台半ばと堅調に推移。株価が午後に上昇へ転じたことや米国の長期金利がアジア時間に上昇していることがドルを下支えした。

  午後3時35分現在のドル・円相場は前日比0.3%高の1ドル=111円55銭。朝方に付けた111円20銭から徐々に水準を切り上げ、午後の取引終盤にかけて一時111円56銭まで上昇した。前日は米利上げペースが緩やかにとどまるとの見方から9月以来の低水準となる111円07銭までドルが売られる場面があった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドルスポット指数は一時0.1%高の1163.46まで上昇した。

  FXプライムbyGMOの柳沢浩チーフアナリストは、午後のドル・円の上昇を巡っては、株価が上 昇に転じたことと米10年債利回りが持ち直したことが手掛かりになったと説明。前日の下落については「IMM(国際通貨市場)の円ショートがかなり積み上がっていたので、米感謝祭前の調整が強まったのが、ここまで下げた主因。ただ、米国株は依然堅調だし、米国債利回りも下げ続けるとも思えないため、来週以降はドルが買い戻されると思っている」と話した。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、0.1%安の1ユーロ=1.1851ドル。一時は1.1859ドルと15日以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。

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