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海外勢8週ぶりに日本株売り越す、2カ月ぶり高水準-11月3週需給

  • 海外投資家の現物売越額3212億円、先物も151億円の売り越し
  • 個人は10週ぶりに買い越す、投信や事業法人も買う

TOPIXと日経平均株価がことし最長の続落記録となった11月3週に、海外投資家がおよそ2カ月ぶりに日本株を大規模に売り越したことが投資部門別の売買データから分かった。

  東京証券取引所が24日に発表した11月3週(13ー17日)の投資部門別売買動向(東証、名証1・2部等合計)によると、海外投資家は8週ぶりに売り越し。売越額は3212億円と、9月3週(4173億円)以来の高水準に膨らんだ。大阪取引所によると、海外勢は先物(ミニ含むTOPIX、日経平均合算)も151億円売り越し、現物と先物合計の売越額は3363億円と前週の845億円から拡大した。

  第3週のTOPIXは週間で2%安の1763.76と10週ぶりに反落。海外原油安を通じ景気の先行き懸念が広がったほか、為替の円高推移などが嫌気され、15日までに5営業日続落と昨年9月以来の連続安記録となった。

  SMBC日興証券・投資情報部の太田千尋部長は、海外勢の動向について「米国の感謝祭の週を前に利益確定売りの動きが出た」と分析。一方で、個人投資家を中心に「株価下落の中で、業績期待を背景に押し目買いも入った」との見方も示した。

  この他の現物株の部門別動向は、買い越しでは証券自己が6週連続(買越額338億円)、個人が10週ぶり(2353億円)、投資信託が9週ぶり(147億円)、企業の自社株買いなどを反映する事業法人は2週ぶり(617億円)。個人の買越額は3月4週(3266億円)以来の多さとなった。売り越しでは信託銀行が2週ぶり(売越額103億円)、都・地銀が10週連続(396億円)。

海外投資家と個人の日本株週間売買
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