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11月23日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ユーロが3日続伸、力強い経済指標に反応-日米祝日で薄商い

  23日の外国為替市場では、ユーロがドルに対し3日続伸。域内の力強い経済指標が手掛かりとなった。

  この日発表されたフランスとドイツの11月の購買担当者指数(PMI)はともに市場予想を上回った。またユーロ圏総合PMIも前月から上昇。これを受けてユーロは値上がりした。このほか、ドイツの社会民主党(SPD)がメルケル首相と協議を開始する用意があるとの報道も材料視された。

  ニューヨーク時間午後3時15分現在、ユーロはドルに対し前日比0.3%高の1ユーロ=1.1853ドル。ドルは対円で横ばいの1ドル=111円22銭。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%下げて1161.72。

  この日は日本と米国が祝日なため、薄商いとなった。
原題:Euro Rises as Bulls Thank Charts for Suggesting Further Gains;
European Stocks Flat as Dollar Extends Decline: Markets Wrap(抜粋)

◎米国株・国債:感謝祭の祝日で休場

◎NY原油:58ドル台、キーストーン・パイプライン問題で供給不安

  ニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は上げ幅を拡大し、1バレル=58ドルを上回って終了。米国で原油の供給過剰状態が解消されつつある上に、石油輸出機構(OPEC)は生産削減を延長するとの楽観的見方に加え、カナダと米国を結ぶ「キーストーン・パイプライン」で発生した問題で供給不安が広がった。

  カナダのパイプライン運営会社トランスカナダは先週のサウスダコタ州での原油漏れを受け、キーストーンの11月輸送量を85%削減したと伝えられた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は54セント(0.9%)高の1バレル=58.56ドルで終了。一時、58.58ドルと、2015年7月以来の高値を付けた。この日は感謝祭のため午後1時(日本時間24日午前3時)までの短縮取引。ロンドンICEの北海ブレント1月限は23セント高の63.55ドルで終了。
原題:Oil Extends Rally Above $58 as Keystone Outage Cuts U.S. Supply(抜粋)

◎欧州株:ほぼ変わらず、ユーロ圏の堅調な経済指標で朝方の下げ解消

  23日の欧州株式相場は、指標のストックス600指数がほぼ変わらずで引けた。中国株の急落で朝方は売られたものの、ユーロ圏の前向きな経済指標が発表されたのを受けて切り返した。

  ストックス600指数は前日比0.06ポイント高の387.12で終了。感謝祭の祝日で米国市場が休場だったこともあり、指数の動きは勢いに欠けた。ユーロ高というマイナス材料はあったが、ドイツの社会民主党(SPD)がメルケル首相との連立交渉に応じる用意があるとの関係者発言が伝わった。

  ドイツDAX、英FTSE100指数とも前日比ほぼ変わらず。フランスCAC40指数は0.5%高となった。
原題:European Stocks Flat as Dollar Extends Decline: Markets Wrap(抜粋)

◎欧州債:下落、祝日モードで薄商い

  23日の欧州債相場は、薄商いのなか下落。ドイツ国債先物の出来高は今年に入り最も少ない部類だった。11月のユーロ圏PMIが堅調で高い成長が続くとの見通しや、ECBが公表した議事要旨でQEの終了期 日を明確にすることに懸念があったと明らかになり、市場で材料視され た。国債発行はしばらく低水準にとどまるが、新年明ければ弱気派が有利になるとの見通しから、キャリー取引が引き続き好まれている。

  ECBが金利に関してハト派的な言い回しを維持する一方、新年最初の2カ月間に大規模な国債発行が見込まれることから、ドイツ国債の 利回り曲線にはスティープ化の圧力が続くとみられる。

  金利ガイダンスに関するクーレECB理事の今週の発言を受けた利回り曲線フラット化は正当化されない。
原題:Bunds Slip Into Holiday Mode; End-of-Day Curves, Spreads (抜粋)

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