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米JPモルガン証券部門、社員採用でずさんな審査-125万ドル支払い

  • 2009年1月-17年5月に犯罪歴のある人物4人が勤務-FINRA
  • 指紋採取が適時行われず、犯罪歴審査も限定的だった-FINRA

金融機関が有罪判決を受けた人物を採用しないというのは恐らく当たり前のことだろう。米JPモルガン・チェースの証券部門がこの10年間のほとんど、そうした採用が起きないようにする基本的な対策を怠っていたとは驚きだ。

  米金融取引業規制機構(FINRA)は21日の発表文で、JPモルガン・セキュリティーズが2009年1月から17年5月まで非正規社員の95%に対して十分な経歴審査をしなかったとの指摘に対し、125万ドル(約1億4000万円)を支払うことに同意したと明らかにした。FINRAによると、犯罪歴があり採用資格を満たさない人物4人がこの期間に勤務していたという。 

  対象の社員8600人のうち約2000人は、資格を満たしているか判断する際に求められる指紋採取が適時行われていなかった。FINRAによれば、指紋採取があっても、犯罪歴に関する審査が限定的なケースもあった。

  JPモルガンはFINRAの指摘を肯定も否定もせずに支払いに同意した。広報担当者は電子メールで、「規則に従って適切な管理を行う」と述べた。

原題:JPMorgan Unit Fined for Failing to Ensure It Didn’t Hire Crooks(抜粋)

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