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きょうの国内市況(11月22日):株式、債券、為替市場

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●日本株続伸、世界的な株高連鎖と米税制期待-機械など輸出、石油上げ

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  東京株式相場は続伸。米国の中古住宅統計の堅調に加え、世界的に良好な企業業績を背景とした株高連鎖の流れが波及した。税制改革による一段の米景気刺激の可能性に期待感も根強く、機械や電機など輸出株、海外原油高を受けた石油株のほか、銀行や証券株も高い。

  TOPIXの終値は前日比5.95ポイント(0.3%)高の1777.08、日経平均株価は106円67銭(0.5%)高の2万2523円15銭。

  アセットマネジメントOneの浅岡均ストラテジストは、「米国の感謝祭を控え材料不足の中、これまで発表された企業業績の改善をベースとし、世界的なリスク選好で株高となっている」と指摘。さらに、設備投資の一括償却を認める項目が盛り込まれた米国の税制改革が実施されれば、「これまで先送りされてきた設備投資の回復が期待でき、一段と日本企業の収益が伸びる可能性もある」との見方も示した。

  東証1部33業種は石油・石炭製品、機械、鉱業、銀行、証券・商品先物取引、海運、電機など24業種が上昇。小売、医薬品、食料品、サービス、陸運など9業種は下落。石油や鉱業は、前日のニューヨーク原油先物の反発がプラスに寄与した。

  売買代金上位では、新たなセラミック固体電池を開発したTDKが急伸し、野村証券が中国建機需要は好調との見方を示し、コマツも高い。クレディ・スイス証券が目標株価を上げたTHKも買われた。半面、米ベインキャピタルの保有株売却で、需給悪化懸念が広がったすかいらーくは安い。SMBC日興証券が目標株価を下げた味の素も下落。

  東証1部の売買高は16億339万株、売買代金は2兆7064億円。値上がり銘柄数は1062、値下がりは868。

●債券上昇、超長期債の発行減額観測で買い圧力-PD会合を見極め

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  債券相場は上昇。財務省と国債市場特別参加者の会合(PD会合)をこの日の夕方に控え、来年度の国債発行計画をめぐり浮上している超長期債の一部が減額されるとの観測が買い圧力となった。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比6銭高の151円08銭で取引を開始。午後にかけてじりじりと水準を切り上げ、一時151円19銭まで上昇した。終値は13銭高の151円15銭で、6営業日続伸となった。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「積極的に売る動きがない中で、日本銀行の買い入れが続けば、金利低下圧力は掛かりやすい」と指摘。「本年度の国債発行計画で20年以下の各年限が減額されたため、来年度に減額されるとすれば30年債と40年債だろうという予想はもっともらしい流れ」とし、「もともと超長期ゾーンのイールドカーブがかなり立っていたところが微調整された」と言う。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債348回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値から横ばいの0.025%で開始。午後には0.5ベーシスポイント(bp)低い0.02%と、8日以来の水準まで買われた。

  超長期債も上昇。新発20年物162回債利回りは0.5bp低い0.56%と9日以来の低水準。新発30年物56回債利回りは0.5bp低い0.805%となったほか、新発40年物10回債利回りは一時1.5bp低い0.965%に低下した。

  日銀はこの日、残存期間1年超5年以下と5年超10年以下の国債を対象に買い入れオペを実施した。応札倍率は各ゾーンで前回を上回った。

●ドル・円は下落、イエレンFRB議長発言受け売られる-112円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演がややハト派的と解釈されたことなどを背景に、ドル売り・円買いが優勢となった。

  ドル・円は午後3時20分現在、前日比0.3%安の1ドル=112円17銭。朝方の112円台半ばから、イエレンFRB議長の発言を受けて112円20銭まで下落。午後に入り日経平均株価の上げ幅縮小に歩調を合わせる形で下値を切り下げ、一時112円11銭までドル安・円高に振れた。

  野村証券外国為替部の高松弘一エグゼクティブ・ディレクターは、ドル・円について「イエレンFRB議長の発言がややハト派的と受け止められて売りが優勢になった」と説明。ただ、為替市場では米国の感謝祭を控えて参加者が大幅に減っていると指摘し、ドル・円などがテクニカル分析的なポイントに近づいてくると「短期勢がポジションを取ることはあっても、利益確定の動きも早い」と述べた。

  ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.17ドル台前半から半ばでの小動きとなり、同時刻現在は0.1%高の1.1748ドル。ユーロ・円相場は0.1%安の1ユーロ=131円80銭で推移している。

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