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ECBクーレ氏:金利重視にガイダンス修正へ-資産購入への依存低下

  • ECBクーレ理事が独紙ハンデルスブラットとのインタビューで発言
  • 来年9月の資産購入終了を期待することは「論理的な帰結」と同氏

欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は、インフレが回復軌道に戻ると政策担当者らがより楽観的になる状況で、来年は債券購入よりも金利を重視する方向で金融政策のガイダンスを修正することになりそうだと語った。

  ECBは債券購入を終了した後、かなり時間を置かなければ借り入れコストは上昇しないと説明。インフレが物価安定の目安に向けて持続的な回復軌道に乗るまで債券購入を続けると約束することによって、そうした期待を補強している。クーレ理事は、量的緩和(QE)プログラムの終了が予定される来年9月よりも前の段階で、QEとインフレとの関連付けが弱められる可能性があると指摘した。

  クーレ理事は独紙ハンデルスブラットとのインタビューで、「物価安定の目安である2%弱に向けたインフレの持続的回復を後押しする手段として、純資産購入の必要性が低下したと政策委員会が十分確信できるようになった段階で、この関連付けが修正されると思う」と発言。「10月はそのような修正を行う準備が整っていなかったが、今から18年9月までのある時点でそれが起きると予想される」と述べた。インタビューの内容が21日公表された。

  クーレ理事はまた、両者の切り離しが可能になるほどまで「金利ガイダンスの重要性が時間の経過とともに増す」と予測。債券購入がもはや必要なくなると期待することは「論理的な帰結」だと述べ、「経済環境は改善され、物価圧力も増しつつあり、月ごとの純資産購入への依存度は低下している。このため、延長は10月が最後になると期待できる」との認識を示した。

原題:Coeure Expects ECB Rate Guidance to Gain Prominence as QE Ends(抜粋)

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