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メルケル独首相、他党に選択迫る-自分を支持するか再選挙の洗礼を

ドイツのメルケル首相は政局を打開するため再選挙を辞さない姿勢を表明した。連立協議失敗について有権者が同首相を責めることはないと考えている。

  連立協議決裂の痛手から素早く立ち直った首相はテレビインタビューで、4期目の続投に決意を示すとともに、少数与党政権よりは再選挙を選ぶ姿勢を明らかにした。シュタインマイヤー大統領は21日に、メルケル首相の連立に加わる意向があるか、各党への打診を開始する。

  首相は20日ARDテレビに「少数与党による政府という道は私の計画にはない。再選挙の方がよい道だと確信している」と語った。

  21日に連邦議会(下院)審議に出席する首相はZDFテレビに、連立協議決裂はさらに4年の安定した統治を実現するという自身の公約を翻す理由にはならないとして「ドイツは今こそ安定を必要としている」と言明した。

  DPA通信によると、シュタインマイヤー大統領は21日に緑の党および自由民主党(FDP)と協議する。緑の党には妥協の用意があるとみられ、FDPとの協議が鍵を握る。ただ、メルケル首相は難民危機の際に首相を厳しく批判したリントナーFDP党首を信用しておらず、同党首を日和見主義者で責任を回避するポピュリストだと見なしていると、首相に近い関係者は発言。リントナー党首も首相を全く評価していないと、FDP関係者は述べた。

Aftermath of the failed exploratory talks to form a new government

メルケル首相(11月20日、ベルリンで)

写真家:Clemens Bilan / EPA

原題:Merkel Tells Her German Rivals: Back Me or Face Voters Again (2)(抜粋)

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