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JT:次期社長に海外事業担当の寺畠氏、3月に代表取締役に就任

日本たばこ産業(JT)は、小泉光臣社長(60)の後任として現在欧州子会社のJTインターナショナル(JTI)の寺畠正道副社長(51)を充てると発表した。海外事業や次世代たばこ事業で培った寺畠氏の経験を生かす。

  寺畠氏は1月1日付での執行役員社長就任を経て3月27日付で代表取締役社長に就く予定。2012年から3期5年6カ月にわたって在任の小泉社長は退任する予定。

Japan Tobacco Inc. News Conference Announcing The Next CEO

小泉社長と寺畠副社長(右)

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  寺畠氏は都内で会見し「責任の重さにちゅうちょがなかったわけではないが、小泉社長が推進するグローバル事業の一翼を担って来ており、それをさらに発展、継承するために引き受けた」と話した。会見に同席した小泉氏は「グローバルなビジネスセンスを有する若い寺畠氏にバトンタッチすることで引き続き持続的な成長を実現できる」との考えを示した。

  JTの資料によると寺畠氏は1989年、京都大学工学部卒業後にJTに入社。13年6月にJTの取締役とJTI副社長に就任した。

  みずほ証券の佐治広アナリストによると、寺畠氏の就任は加熱式たばこや海外たばこ市場など「今後見込まれる事業投資の中核分野を考慮すれば、サプライズはない」という。過去の投資家向け説明会などで寺畠氏と会った時の印象については「事業環境などをしっかりと分析し、マーケットとのコミュニケーションも取れる人」だと話した。

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