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トランプ財団、公約通り解散すると表明-NY州当局は調査継続の方針

トランプ米大統領が就任前の昨年12月に解散を公約していた慈善団体トランプ財団は、2016年の納税申告で公約通り解散する方針を表明した。トランプ氏は当時、利益相反と受け止められるのを避けるため、他の方法で慈善活動を続けるとしていた。

  内国歳入庁(IRS)に提出された納税申告が20日、非営利団体(NPO)情報サイト「Guidestar.org」にアップロードされたもので、同財団は過去1年間に290万ドル(約3億2700万円)を集め、退役軍人団体を中心に310万ドルを寄付したとしている。

  同財団は納税申告に添付した声明で、残余資金を他の慈善団体に分配することについて承認を求めていると説明。ただ解散の時期は示さず、資産分配の期限も定めていない。この納税申告についてはNBCニュースが先に報じていた。これまでのところホワイトハウスからの反応はない。

  米紙ワシントン・ポストは16年に同財団に関する疑惑を報じ、優れた報道などに贈られるピュリツァー賞を受賞。同財団を調査したニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官は16年10月、州のライセンス取得まで寄付金集めを停止するよう命じていた。

  司法長官の報道官エイミー・スピタルニック氏は電子メールで配布した声明で、調査は「継続中」で、司法長官からの昨年の違反通知を受けて寄付金集めの活動は停止されたままだと説明。「調査が完了するまで、合法的な解散はできない」と指摘した。

原題:Trump Foundation Says It Will Dissolve as President Promised (1)(抜粋)

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