米スターバックスが10億ドル起債、自社株買い計画などに資金充当

  • スターバックスの資本還元計画は格下げを招いた
  • 同社の総債務は最大60億ドル増加する可能性-フィッチ
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

米スターバックスは10億ドル(約1130億円)規模の起債を実施した。株主還元を拡大する計画に向けて資金を調達する。

  事情に詳しい関係者1人によると、起債は2本立て。匿名を条件に語った関係者によれば、起債での年限最長は30年債で、米国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は97ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、当初見込まれていた120-125bpを下回った。

  20日の届け出によると、調達資金は配当金や自社株買い、買収の可能性など企業ニーズのために充てられる。スターバックスは今月、配当と自社株買いを通じて来年から3年間で150億ドルを株主に還元する計画を発表していた。

  スターバックスの資本還元計画を受けて、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは同社の無担保優先債務格付けを1段階引き下げ「A3」としていた。3日のリポートによると、フィッチ・レーティングスも同じ理由を挙げてスターバックスを「A-」に格下げ。スターバックスは同計画の資金調達のために総債務が最大60億ドル増加する可能性があるとフィッチは予想している。

原題:Starbucks Serves Up $1 Billion of Bonds to Fund Buyback Plan(抜粋)

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