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中国の広州汽車、フィアット・クライスラーと提携強化で交渉中

  • フィアットとの協議はモデルや生産、販売面が中心-広州汽車社長
  • 米消費者に独自ブランド「トランプチ」受け入れられれば米生産も

中国の自動車メーカー、広州汽車集団フィアット・クライスラー・グループと中国での提携強化に向けて交渉している。世界最大の自動車市場である中国は一部規制の緩和を目指しているほか、広州汽車は独自ブランド「トランプチ」の米国販売を準備している。

  広州汽車の馮興亜社長は21日放送されたブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、フィアット・クライスラーとの協議はモデルと生産、販売が中心だと説明し、「両社の株主は協力の範囲を広げる方法を探っている」と述べた。フィアット・クライスラーの広報担当者はコメントを控えた。

  馮社長はまた、2020年までの「5カ年計画において当社をグローバルプレーヤーにすることは非常に重要な突破口だ」と指摘。「米市場は広州汽車にとって極めて大事」であり、米国での成功は同社の世界的な野心にとって「象徴的に意味がある」と語った。

  広州汽車は中国でフィアット・クライスラーとの合弁を通じ「ジープ」と「フィアット」ブランド車を製造している。昨年の販売台数は3倍余り増えて14万6439台となった。広州汽車は中国でトヨタ自動車とホンダとも合弁事業を展開している。

  広州汽車は19年から自社ブランドのスポーツタイプ多目的車(SUV)「トランプチ」の米国への輸出を始める計画。馮社長は米消費者に中国から輸入する同モデルが受け入れられれば、米国での生産に動くと述べた。

原題:Guangzhou Auto Looks to Enhance China Tie-Up With Fiat Chrysler(抜粋)

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