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メキシコ:NAFTA車部材比率の米国案、実行不可能と認識-関係者

  • 米案は北米自動車産業に打撃になり得るとメキシコはみている
  • 米国製の部材調達比率50%以上、域内部材比率85%以上を米国は提案

メキシコ政府は、米国が提唱している北米自由貿易協定(NAFTA)が定める自動車セクターの原産地規則を強化する案について、実行不可能であるばかりか、北米自動車産業にとって大きな打撃となる可能性が高いとみている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  この関係者によれば、メキシコは米国が求める具体的水準よりもこの問題は根深く、コンセプト自体が実行不可能だとみているため、対案の用意も提示もしていない。交渉が非公開であることを理由に、同関係者が匿名で語った。

  トランプ政権は米国製の部材調達比率を50%以上にすることや、域内部材比率を現行の62.5%から85%に引き上げることを提案している。しかし米自動車産業がこれに反対しているほか、下院の超党派議員70人強が書簡で異議を唱えた。

  今月15-21日の日程でメキシコ市で開催されているNAFTA再交渉第5回協議では、加盟3カ国が協定更新で合意しない限りNAFTAが5年後に自動的に失効するとした米国案について、米代表団は譲歩する姿勢を示していない。関係者が明らかにした。

原題:Mexico Said to See U.S. Nafta Cars Idea as Completely Unworkable(抜粋)

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