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東芝:信用力改善しCDS急低下、増資で「手術後のリハビリ段階」に

経営再建中の東芝が6000億円規模の第三者割当増資を発表したのを受けて、20日のクレジット市場で同社の信用力は改善。社債保証コストは大きく低下した。

  複数のトレーダーによると東芝債を保証する5年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は135ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)となり、前週末比で49bp低下した。

  東芝は19日開催の取締役会で6000億円の増資を決議。2018年3月末段階で債務超過を脱しなければ上場廃止となる恐れがあったため、半導体メモリー事業売却完了の有無にかかわらず、財務体質改善を目指し万全を期す構えだ。

  同社の資本増強策について、大和証券チーフクレジットアナリストの大橋俊安氏は20日付のリポートで、「少なくともダウンサイドリスクはほぼ解消され、アップサイドを考えるフェーズに移った」と指摘。クレジット評価は「名実ともに手術後のリハビリを考える段階に移った」とも述べた。

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