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ゴールドマン抜くか、モルガン・スタンレー-商品事業戦線に異状あり

  • 商品事業、ゴールドマンが30年近くわたり優位を維持
  • スリム化を進めたモルガン・スタンレー、悪環境乗り切る
Ex-Morgan Stanley Broker Pleads Not Guilty to Insider Trades
Photographer: Peter Foley/Bloomberg
Ex-Morgan Stanley Broker Pleads Not Guilty to Insider Trades
Photographer: Peter Foley/Bloomberg

30年近くにわたりゴールドマン・サックス・グループが優位を維持してきた商品事業で、2017年はモルガン・スタンレー が逆転しそうな勢いだ。

  ゴールドマンは今年、米国のガスと電力トレーディングで損失を出した。2017年は同社の商品事業にとって約20年前の株式公開以降で最悪の年になると、事情に詳しい複数の関係者が述べている。一方で、商品事業をスリム化したモルガン・スタンレーは悪い市場環境をうまく乗り切ることができたと、銀行の事情を知る関係者が内部の問題だとして匿名を条件に述べた。

  トレーディング事業に関する両社の戦略は、経営者個人の姿勢の違いを鮮明にする。金属トレーディングでキャリアを積み上げてきたゴールドマンのロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO)は、他社が人や資本を減らす中でも大規模な商品部門を維持した。モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマンCEOは対照的に、簡素なほど良いというアプローチで14ー15年に石油事業を縮小した。

  ヒューストン大学のクレーグ・ピロン教授はモルガン・スタンレーの事業縮小について、「頂上付近で手を引いた」ことが奏功したと指摘。「14-15年は全体として原油トレーディングの絶頂期だった。その意味で、縮小のタイミングは絶妙だったと言える」と話した。

A Drag on Performance

  モルガン・スタンレーとゴールドマンはともにコメントを控えた。

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原題:How Morgan Stanley Outdid Goldman in Old Commodities Rivalry (1)(抜粋)

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